湿度が高くて洗濯物が乾きにくい時期ですね。
「一条工務店の家(アイスマート2)で一台ついてくる長府のRAYエアコンは再熱除湿付き」と、一条工務店の担当さんから話を聞いていたので、
「うちは大丈夫」と思ってたローシュです。
しかし、大丈夫じゃなかった。
「一条工務店の家(アイスマート2)で一台ついてくる長府のRAYエアコンは再熱除湿付き」との話を聞いた当時は2017年だったので、再熱除湿機能があったようです。
そして、2018年の何月だったかに、再熱除湿機能のないエアコンが設置されるようになったという話です。
うちの上棟が2019年9月だったので、間に合ってません。
再熱除湿機能ありませんエアコンです。
長府の公式サイトにも
●一般社団法人 日本冷凍空調工業会による再熱除湿方式ではありませんので室温の低下があります。(使用環境により異なります)
とあります。
ということで、
「知ってたら浴室乾燥機つけといたのにな」
「これから建てる人で洗濯物を部屋干しする気なら、浴室乾燥機は要検討オプションだな」
と思っているところ。
再熱除湿機能がないエアコンの弱点
湿度を下げるために、温度も下げなければならない。
これに尽きます。
エアコンでどうやって除湿しているかって、それは、
空気を冷やして結露させて、その露をドレーンを通して屋外に排出する。
そうして湿度を下げています。
で、梅雨時期に運用するとどうなるか。
例えば気温27℃、湿度90%の日とかあるわけですよ。
湿度を60%以下にするためには、設定温度26℃以下にしないと下がらないんですよ。
しかも、設定温度26℃だと、気温26℃以下になると除湿運転は止まります。
そのうち湿度が上がって、気温26℃、湿度80%とかになります。
また湿度を下げようとすると、もっと設定温度を下げないといけない。
寒い。
朝から子供ともども鼻声になっていることが多いです。
(どうして妻は平気なのか問題)
再熱除湿機能があるエアコンなら
再熱除湿機能つきエアコンであれば、温度を下げて空気中の水分を取り除いた後、暖め直して部屋に送り出してくれます。
つまり、設定温度26℃でも、60%以下の湿度をキープできるという話ですよ。
まあ空気を暖め直すので、そのぶん電気代はかかるんですけど。
体調を崩さず洗濯物をスムーズに乾かすためには、必要な出費でしょう。
というわけで、
今から一条工務店の家(アイスマート2)を建てて部屋干しする予定の人は、除湿方法を考えておこう
です。
除湿器を買うか、オプションの浴室乾燥機を付けるかですね。
ちょっと比べてみましょう。
除湿器(1日6〜7L除湿のデシカント方式のものとする)の特徴
本体の価格
15,000〜23,000円
一時間あたりの電気代(1kWh27円とする)
5.0〜5.4円
取り回しやメンテナンス等
電源が必要なので、浴室の扉を完全に閉めて使うことができない。
が、浴室以外でも使えるので、いろんな部屋での部屋干しで、そこそこスムーズに乾燥させることができる。
(どこに干すか、電源をどこから取るか前もって考えておくと吉)
タンクに水が溜まるので、たまに自分で排水、洗浄してやる必要あり。
壊れたら修理に出してもいいし、買い替えも簡単。
使わないときに置いておく場所(収納場所)を考える必要あり。
オプションの浴室乾燥機の特徴
本体の価格
約56,000円
一時間あたりの電気代(1kWh27円とする)
約62円
取り回しやメンテナンス等
浴室を閉め切って使うことができるので、ほかの部屋に空気が流れることなく、かなりスムーズに乾燥させることができる。
ただし浴室に干せる量に限りがある。
壊れたときは業者を呼ぶしかないのがネック。
収納スペースや電源の位置を考えなくていいのは強い。
比較してみての、ローシュの個人的感想
- 本体価格
- 電気代
- 使える範囲
- メンテナンスの容易さ
を見ちゃうと、除湿器のほうがいい気がしてくる。
浴室乾燥機は浴室閉め切って使えるぶん、乾くのは早いだろうけど、浴室に納まる洗濯物ってそんなに多くない。
ハンガーをバーに引っかけて干すとして、ハンガー20本ぶんくらいのスペース。
一人暮らしとか夫婦二人暮らしだったりならいいけどさ、一条工務店の家建てようって人の多くは、家族3人以上でしょ多分。
うちはもうすぐ5人家族になるだろうし、4人分の洗濯物でもすでに、ハンガー20本ぶんじゃ全然足りない状況。
やっぱり浴室乾燥機いらんかったな。
除湿器買うかなー。