サガフロ2の評価

サガフロ2、最初にやったときは、
「なんじゃこりゃ」
だった。

 

ゲームとして失敗してんだよね。
発売当時、高校生だったローシュが、サガフロ2の本当の楽しさに気づくなんて無理無理よ。

 

適当にストーリーを選んでいって、よくわかんないうちにラスボスたどり着いてて、
クソ強いエッグに辟易してポケステ2台で七星剣を量産してみんなで疾風剣使うというクソプレイかましてみたり。

 

ベオウルフと丙子椒林剣を入手していなかったことを悔いて、10年後に再クリアして、
「ストーリー見直したら面白いのかも」と思いつつそのまま放置してまた10年。

 

ロマサガRSをプレイするようになって、なんとなくプラジニーちゃんをプロフィールトップに据え続けて、なんとなくサガフロ2のアレコレを見直したら、

 

「すごく面白いじゃんコレ」
というのが今(2020/7月現在)の評価。

 

グスタフが、ギュスターヴ13世やケルヴィンやデーヴィドとどういう血縁関係なのかわかったあたりで、すごく面白くなってくる。

 

シルマールとナルセスとネーベルスタンの接点がわかったあたりで、すごく面白くなってくる。

 

まあゲームとしては失敗しているのだけれども。

 

1999年4月発売から20年以上経った今、サガフロ2の楽しみ方を、そのへんの30代(2020/7月現在)ゲーマーローシュが語る。

ストーリー〜一番面白いところであり、一番失敗したところ〜

わかれば面白い、面白すぎる

プロデューサー兼シナリオディレクターの河津秋敏氏は

「一行の年表で片付けられてしまう歴史の裏にあるドラマを読み解く事の面白さ」を表現しようとした

と語っている。

 

しかし失敗している。

 

ゲーム内でその面白さを出すには、情報が少なすぎた。
プレイヤーが、キャラの行動を、歴史の流れを、理解できないのだ。

 

ゲーム内で提供される情報で理解するためには、少なくとも、まずはサンダイルの世界地図を書き、そしてノートを取りながらゲームを進める必要があっただろう。

 

さながら歴史・世界史の授業である。
それくらいの強度が、このゲームにはある。

 

そこまでしないとすれば、アルティマニアや設定資料集を読みながら進める必要があっただろう。

 

地理と世界情勢

東大陸とはどこなのか、どんな国があるのか。

 

フィニー王国の起源は。
四諸侯とは。

 

南大陸とはどこなのか、どんな国があるのか。
ヤーデとワイドの関係は。

 

北大陸とはどこなのか、どんな国があるのか。

 

わかってないと、どこで何が起こってるのかわからんよ。
サンダイル世界地図と情勢の把握は、サガフロ2を楽しむための絶対の前提。

 

そんな前提になっちゃうからやっぱり失敗なんだよなぁ。

 

個別のキャラの動き

「このキャラはこのとき、どこで何をしていた」というのがわかると面白い。

 

しかしゲーム内の情報だけでは、ノート等を取りながらでないと、まず、わからない。
取ってもわからないことも多い。

 

「ゲームの面白さは、いかにそのゲーム内で完結できているかにかかっている」
というのが、ローシュの主張のひとつだ。

 

ゲーム外での補足が必要な時点で、ゲームとして微妙。

 

多分だけど、河津氏もわかってたと思う。
「このゲームの面白さは、このゲーム内では伝えきれない」ということ。
「このゲームを面白くするためには、もっと容量が必要だ」ということ。

 

スクウェア上層部から圧力でもかかってたんじゃないかな。
「ディスク一枚にまとめて」とかさ。

 

容量あればもっと細かくキャラひとり一人の動きを細かく追えたんだろうけど。

 

ギュスターヴ13世が南方遠征していたころ、ウィルは何をしていただろうか、オート侯カンタールは何をしていただろうか、わかると面白いんだけどね。

 

 

戦闘

 

遅い。

 

モッタリ。

 

連携の爽快感ナシ。

 

どうしてこうなった。

 

 

音楽

 

サガフロの時点でイトケンはそれまで(SFCまで)で求められている音楽との乖離というか、できることとやろうとしていることの溝を埋められなかったというかそんな感じだったので、サガフロ2でより幅広い音楽に対応できる浜渦正志氏をメインに据えたのはスクウェアナイス。

 

今からイトケンにサガフロ2の音楽作り直させたら、もっといいものになるとは思うけど、それはまあいい。

 

クラシカロイド見てたら浜渦正志氏に作り直させてももっといいものになると思うわけでして(笑)

 

音楽はある程度の質を保っていれば、ゲームの面白さには影響しないかんね。

 

ゲームの面白さの根幹は、ゲーム性よゲーム性。

 

音楽が重要になってくるのは、記憶の掘り起こしの時よ。

 

まとめ

 

アルティマニアとか設定資料集とか読んだり、今ならYoutubeで解説してる動画もあるから、見てみなよ。

 

今までサガフロ2のゲーム外の情報を摂取していなくても、2〜3周したプレイヤーなら、サガフロ2の本当の面白さ、再発見できるはずだからさ。

 

ゲーム内でここらへん簡単にわかる作りだったら良かったんだけど、本当にもったいない作品となってしまったサガフロ2。

 

ローシュはYoutubeのサンダイル世界史解説動画見てもう満足。

 

サガフロ2は、すばらしいゲームでした。